こう観やがってます

「私抜きで楽しそうね、阿良々木くん。不愉快だわ」
　戦場ヶ原、恋人の危機に堂々と参上。あの光景を見ても尚取り乱さないのがステキです。
　ただ今回は忍野（メメ）も良かった。なんだかんだ言いつつも結局は助けてくれる。彼も案外――ツンデレなのかもしれない。

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化物語　第8話「するがモンキー　其ノ參」


　オープニング、神原バージョンでしたね。八九寺ほどのインパクトは無かった――と思いきやラスト戦場ヶ原が強烈でした。途中あった花は百合か。狙ってるよなぁ。


　学生時代の戦場ヶ原の表情は穏やかでしたね。中学時代の戦場ヶ原は人当たりが良かったと言われてましたが、怪異と出会う詐欺師と出会う前の彼女は今と違い彼氏の電話を拒否ったり、花を踏みにじったりはしなかったのでしょう。


　さて問題の怪異の方は忍野の言ったことが全て正しく、神原が加害者。忍野の両断っぷりが気持ちよかった。「人間１人殺そうとしてるんだぜ？」のくだりなどまさに正鵠だったと思います。むしろ阿良々木のような子こそ貴重なのでしょう。

「鞄とか貴重品とかは預かっといてあげるよ」
　今回一番違和感があったセリフがこちら。忍野がこんな事言うなんておかしいと思わない方がおかしい。結局阿良々木を助ける気満々なんですよね、この人。優しさに対しむかつくなぁと言っていたけど、そこも込みで阿良々木を気に入ってるのでしょう。――だからツンデレだなと思うわけですｗ


　作戦としては神原を圧倒する事で悪魔の願いの成就を不可能にする予定だったのですが、その為に忍ちゃんに血を吸ってもらい回復力を高めていたのですが、けれど阿良々木は侮りすぎてました。いやー戦闘シーンは驚いたわ（戦闘というか暴力でしたが）。腸がでろーんってなっちゃってたじゃないか。戦場ヶ原が来なかったら間違いなく死んでましたね。ちなみに原作ではお腹が貫通しちゃってます。
　戦場ヶ原は堂々としてました。力で言うと何の能力もないのに。それでも何の躊躇いもなく阿良々木の盾に。カッコ良過ぎです。そしてその戦場ヶ原こそが悪魔――レイニー・デヴィルのアキレス。戦場ヶ原には手を出せない。手を出せば願いを叶えられないから。レイニー・デヴィルは悪魔ですが契約はきちんと守ります。事実最初の願い――神原の足も速くなったわけですから。
　その事を知っていた忍野が憎い。


　
　次回は「なでこスネイク」
　撫子と書いて「なでこ」と読ませるか。



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　ちなみに阿良々木へのダメージは忍ちゃんへフィードバックしちゃったりなんかします。なので神原にボコられてるとき忍も同等のダメージを受けてたんですよね。可哀相に。

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