こう観やがってます

　キノの旅のファンは絶対に読んではいけない。
　読むな危険。

学園キノ (電撃文庫 (1283)) (2006/07/10) 時雨沢 恵一 商品詳細を見る

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学園キノ　１～３


　今回はライトノベル「学園キノ」の紹介。
　作者は「キノの旅」「アリソン」「リリアとトレイズ」「メグとセロン」でお馴染み時雨沢恵一。
　イラストは黒星紅白。


　本作は同じく電撃文庫である「キノの旅」……のセルフパロディ。
　キノの旅とはまったくの別物。
　コメディで、キャラクターの性格も大きく違ってます。


　キノの旅が物語性を重視しているのに対し、学園キノはキャラ同士の掛け合いを重視してます。なのでキノの旅とは別の意味で読みやすいライトなノベルになってます。


　かなりはっちゃけた内容で、アニメや漫画などのパロディネタが結構盛り込んでます。よくまあ３巻まで続いてるなと驚いてます。「キノの旅のファンは絶対に読んではいけない」と電撃文庫側は主張していますが、キノの旅のファンが学園キノを支えているのかもしれない。ただし「読むな危険」というのは本当なので注意されたし。


　作者、時雨沢恵一はあとがきに定評があり、今作は特に力が入ってます。３巻では約４５ページに渡って書かれております。４巻ではどうなるのかある意味期待してます（４巻が出るのかどうかはわかりませんが）。


　心なしか巻数が進むにつれイラストのキノの胸が平らになっている気がする。

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　続き物ですが、何巻から読んでも大丈夫な感じ。

Category: ライトノベル