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アニメ映画『君の名は』 ネタバレビュー
ハイクオリティ
こういうタイプのアニメはぶっちゃけ嫌いなんだけど、これだけの完成度で来られるとね。
といっても設定にキャラクターが振り回されている感じがするし、見せたいシーンを切り取って見せてる感じもするし、なんとなく全体を通して面白い、といった感じでもなかったり。
もう一度最初から見ろと言われたら正直しんどい。
でも部分的には良いシーンはあって、ところどころ見返したいとは思う。
隕石落下とそれを見上げるシーンとかね。
キャラクター
おっぱい揉み揉みは有り。
ただそれを知って引くのは無し。
好きになった人がそういうことに興味なかったら逆に困るやろ。
それはそれとして、先にも述べたけど、全体的に設定有りきな気がする。
これといった個性はあまり感じなかった。
それでも主人公とその友人達のことはまだ好意的に見ることができるが。
問題があるとしたらそのさらに周りにいる人達で。
まあ、大体が完全にアホですよ。
細かいところも付け加えると『口噛み酒』を批判していたモブも含めてアホ。
ヒロインの葛藤を描く材料にモブを使うという行為ははっきり言って前時代的。
まとめ
個人的にはやっぱり助けられなかった……という話の方が好み。
別に全滅エンドが好きってわけじゃなくてね。
もしくは全滅エンドは確かに存在していて、その上でそうじゃないエンディングもあって、今回はそちらを描いたものとか、そういう感じの方が引き込まれやすい。個人的にはね。
まあそういった結末だったら人気に火がつくことはなかっただろうけどね。
日常に戻る感じも苦手だったりするので、感動はするけど彼女ら彼らの人生の今後を想像すると案外ハッピーな気分にはならない。
『耳をすませば』に近いかもしれないこの辺は。
どちらも子供の頃に見るとハッピーエンドに見える作品。
被ってるシーンは3D格闘ゲームのリプレイ機能なものでもあると思う。
作り手が見て欲しい絵。
ちなみに格ゲーのリプレイ機能はバーチャファイターが初。さすがセガ。
アニメでよくあるシーンを短時間で見せるというのは良かったです。
尺の使い方は最高に上手い。
普通の監督、脚本家に作らせたら前後編か、あるいは3部作になってたかも。
ちなみに最初の25分ぐらいは深夜アニメの第1話っぽかった。
何年かしたらTVアニメでもやるかもね。
そういえばこの放送の後に時系列のまとめとか、布石の分析や暗示とかの記事を読んだり見たりしたけど、
この作品はそういうことをしない方が良い気もした。
ここまで考えて練り込まれて作られてる凄い――って好きなアニメのことを分析する気持ちは分かるけど、多分この作品は『なんとなく』で見て『なんとなく』で感動するぐらいが丁度良い。
ま、見方はそれぞれなんだけどね。
でも小説版の下着の描写が凄いという情報はナイスでした。
小説ってそういうケース多いよね。
阿良々木くんも原作だと下着描写が凄かったし。普通に数ページ使ってたし。
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コメント
>『耳をすませば』に近いかもしれないこの辺は。
どちらも子供の頃に見るとハッピーエンドに見える作品。
ここはちょっと異論ありですね。
耳すまは所詮厨房の淡い青春物なんでその後の人生の
移ろいを鑑みれば2人の関係性が壊れる危険を孕んでるのは
容易に想像出来ます。
でも君の名はの最後の2人は生活基盤がある程度出来上がってる大人
であり、三葉の方はそこそこの社会人経験をこなしてます。
で、あるなら滝くんの方が安定してさえしまえば破綻なくそのまま
めでたくゴールインという可能性は充分あるでしょう。
もちろん事故や犯罪などの突発的な不幸が訪れる可能性もありますが
それ言い出したら何でもありになりますからね。
あの2人はよほどの事が無い限りあのままゴールインで確定だと思います。
そういう点において耳すまと君の名はは異なった結末だと言えるかなと。
ジンガ #- | URL | 2018/01/09 17:11 [edit]
Re: タイトルなし
『耳をすませば』に関しては中の人も似たようなこと言ってましたね。
大人になるとハッピーエンドに見えない。
先を想像するとハッピーな未来が待っているとは思えないといった感じですね。
ルイ #- | URL | 2018/01/09 20:11 [edit]
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