今読んでも普通に面白い「ダイの大冒険」 漫画レビュー - こう観やがってます
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今読んでも普通に面白い「ダイの大冒険」 漫画レビュー 



一番の見所はポップの成長かな。

話も面白いし、結構オススメです。
キャラもブレないしね。




DRAGON QUEST -ダイの大冒険-


週刊少年ジャンプで1991年10月17日~1992年9月24日まで連載されていた漫画。
原作は三条陸、作画は稲田浩司。
ちなみに監修は堀井雄二。ドラゴンクエストだからね。

単行本は全37巻。
その後文庫版で全22巻。個人的に文庫版はちょっと読みづらい。
絵は今読んでも普通に読めるレベル。凄い。


アニメ化もされてました。放送は1991年10月から1992年9月。全46話。
時系列で言うとバランと初めて戦ったところまで。なお最終回はオリジナルで、バーンとは戦わずに終了する。
ちなみに映画も3作品ほどある。




レビュー


大人になっても読める少年漫画。
世界のシビアさも丁寧に描いているので、今読んでも実感したり、共感できる部分はあると思う。

冒険ものでありつつも、どこか王道とは違う要素を持たせてる。
悪の思考を肯定するような、そういう働きが作品内には潜んでいると思う。
ダイの敵はバーンとその手下(キルバーンは除く)なんだけど、人間はダイの味方じゃあないんだよね。
そこが面白くもあり、普通の冒険ものには無い要素だったと思います。

それを踏まえての見所はポップの成長、バーンが突きつける現実、それに対するダイの答えといったところかな。



ポップの成長


ポップは序盤こそヘタレだったけど、伸びしろは一番でした。
最終的には個としての強さ、クレバーな判断力を兼ね備えた有能キャラになりました。
アバンが復帰してからチームのブレインとして確立されるんだけど、その前から策を考えるのは彼の担当だった。
後はマトリフの教えが生きているシーンが親衛隊ぐらいから見えてきた。
思い返してみれば早い段階からポップがパーティーの指揮官になってましたね。


とまあしょぼいヤツが成長して強くなった……みたいに書いてるけどポップって最初からメラゾーマ使えたんだよな。
メンタルがアレなだけで、元々強かったよね、実際。
まあ初期の彼のメラゾーマと後期のメラゾーマでは威力が段違いですがね。
そもそもギラの方が価値が高いみたいな気がするんよね、この漫画。
収束されたギラはカッコ良かった。


ちなみに編集の言うこと聞いてたら死んでたそうですよ、ポップって。



大魔王バーンが突きつける現実とダイの答え


ダイが世界を救っても人間はダイを認めない――という現実をハッキリと突きつけるバーン。
これに対しダイはバーンを倒した後、人間の元から去ると言う。

人々にとって都合の良い、アメリカンテイストな呼び方をするとヒーローですよ。
都合の良いヒーロー。

父親であるバランも人間に悪感情を抱いていたり、ダイがドラゴンを倒した時に子供に怖がられるなど、それまでに色々あってのこの答え。
ちょっと哀しいシーンでもある。


大魔王バーンの言動が少年誌を逸脱しているから、こういう展開になるんだけどね。
逆に言うと、本来こういった物語を綺麗に終わらすには主人公とラスボスが相打ちになるしかないんだよな。
実際、リアリティのある昔の作品はそういう展開が多かった。




総評


ポップのメドローア(1発目)とか結構好きです。
絵的に良かったよね、なんちゅう威力やねん、みたいな。
クロコダインとかリアクション良すぎでしょw
まああの時のメドローアでは親衛隊の誰も倒せてなかったんだけどね。


強さのインフレも当時の少年漫画の中ではマシな方だったかなーと。
そこも込みで読みやすい作品。
ただ老バーン初登場時のハッタリはちょっと強すぎましたね。
「メラだ」は言いたくなるセリフではあるけども!

ブラッディースクライドとか指で止めてたしね。
あの理屈で行くとアバン、ラーハルト、ヒム相手に天地魔闘の構えをする必要はなかった気もしてくる。
アバンとラーハルトの攻撃力なんてヒュンケルより下でしょ。


インフレの波に落とされたクロコダイン、マァムは残念でしたね。
クロコダインは斧の一撃が超破壊力だったのに最終的にはバーンに瞳にされたし(=戦力外通知
マァムは武闘家としての復帰後めちゃくちゃ活躍したのにその後はパッとしなかった。まあ最後にクイーンを倒したので、ちょっとは盛り返せたかもですが。
クロコダインについてはまた後日魅力をまとめた記事を書こう。


アバンが生きていたことに逆にがっかりしたけど、キルバーンと戦わせたかったんだろうということでこちらが大人になることで折り合いをつけることにする。
彼がいて分かるポップの成長度合いもあるしね。




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【ダイの大冒険】クロコダインは実は知的キャラ



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Tag: ダイの大冒険  漫画レビュー  ポップ  クロコダイン  バーン 
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コメント

>アバンが復帰してからチームのブレインとして確立されるんだけど、その前から策を考えるのは彼の担当だった。

クロコダイン戦の時点でプラスじいちゃんを正気に戻す策を考え実行してましたしね。
その後もヒュンケルの鎧の弱点を見抜いたりと頭脳派でしたね。

>強さのインフレも当時の少年漫画の中ではマシな方だったかなーと。

ドラゴンボールなら天津飯くらいの立ち位置のクロコダインがギリギリまでついていけてましたしね。
残念ながら最後の最後で戦力外通告されましたが、直前までザボエラにとどめを刺したりと活躍してました。

まあ、天津飯もセルの足止めをしたりブウの気弾からサタンとデンデを助けたり地味に活躍してましたが。

>インフレの波に落とされたクロコダイン、マァムは残念でしたね。

一応マァムに関してはミスト・バーンに憑依された際に限界まで力を引き出された反動のダメージが大きかったとポップが分析フォローをしてましたよ。
クロコダインのおっさんも地上での戦いで消耗してたんだと信じたいところです(マァムと、そこまで実力の差が大きかったとは思えないし)

#- | URL | 2017/02/20 18:32 [edit]

Re: タイトルなし

ポップはダイやマァムに無い能力が最初からありましたよね。
本能的ではない知恵がありました。


>ドラゴンボールなら天津飯くらいの立ち位置のクロコダインがギリギリまでついていけてましたしね。

ある程度完成された強さを序盤で手に入れた代償という感じでしょうかね。
とはいえ彼がいなかったら拙かったというシーンは結構多いです。
そういう意味でも天津飯ぐらいの立ち位置かもしれませんね。
セルの足止めはレベル差を考えると凄いです。寿命は確実に削られてますが。


>一応マァムに関してはミスト・バーンに憑依された際に限界まで力を引き出された反動のダメージが大きかったとポップが分析フォローをしてましたよ。

ミストバーンもマァムが普段使っていない力があると言っていましたし、実際強いのでしょう。
ただ武闘家として再登場した頃は、ダイが苦戦していた敵をも圧倒していたので(圧倒は言い過ぎか?)、そこからの活躍の無さは正直不遇だったなぁと。
クイーン戦が最後の見せ場だったかと思います。

相手が生物なら超強いはずなんですけどね。
オリハルコン、ミストバーン、キルバーン……後半戦は生物少ない。

ルイ #- | URL | 2017/02/21 08:28 [edit]

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