こう観やがってます

　話も作画も完璧でしたね。


以下おおきく振りかぶって～夏の大会編～　第12話「9回」の感想

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　負け試合が名勝負っていうのはあんまりないんじゃないかなと思います。この場合の名勝負っていうのはまあ記憶に残る試合だったと――そういう意味ですが。


　緊迫するなか皆それぞれ思うところがあったと思うのですが、なかでも三橋はいい方向に思考が動いていたと思います。阿部くんは座っていなかったんだけどバッテリーとして成長した話でもありましたね。この辺りは阿部が強気過ぎた部分もあって、だから三橋は成長できなかったんだと思いますが。


　田島がちょっと混乱していたかなと思いましたが、しかしそれでも異変には気付くんですよね。何かがおかしいって。そこでモモカンがサインを出すのを止めるわけですが、この後のモモカンの指示がまたいい。監督としてほんとに優秀だなって思います。作戦面というより導く力がある。負けた後の声のかけかたも心得てる。


　作画のほうですが、元々いいアニメですが今回はそのさらに上をいっていたと思います。滑らかな動きもそうなんだけど、それよりなによりカメラアングルがすっごい好み。打った球を見せるときは球を追わないんですよね。まるで固定されたカメラで撮影したような演出。ランナーが走ってるときの絵もそうでしたね。またこれがぬるぬる動くんだな。今回は心理描写や緊張感の演出がメインでしたが、それを心置きなく楽しめたのは作画のおかげでもあったんじゃないかなと思います。


　次週はその後が描かれるんだろうけど、管理人としては美丞のその後も気になりますね。特にキャッチャーとかどうなるんだろ。



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Category: .アニメ【終】　おおきく振りかぶって ～夏の大会編～【終】

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