こう観やがってます

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　その前にまずグリードですね。最初で最後の嘘とかもうやめてほんと。いい嘘過ぎる。そして最期に強欲は満たされたんですね。これに関してはおそらく前のグリードもそうだったんじゃないかと思います。実は最初から仲間思いな奴でした。


　神の力を得たはずだったお父さまはあるいはこちらの方が強欲だったのでしょう、ちょっと可哀相な最期でした。外に出て自由に動く程度なら代価なくいけたんじゃないでしょうか。ホーエンハイムだって協力してくれたと思うんですけどね。周囲の人間を信じるかどうかが分かれ道だったのかもしれません。


　対してエドは真理を代価にアルを取り戻す。何もかも対照的でしたね。まあよくよく考えてみれば錬金術＝超人みたいな発想そのものがおかしかった気もします。やりとりだけに着目するならばスキルと交換にアルを戻したと、それだけのことですね。それが凄いことだと思いますが。


　ホーエンハイムは人知れず……と。ここが一番感動しました。幸せの絶頂で逝った気がしますね。エドに親と認めてもらいましたし。そして消滅せず形を残したということは化物ではなく人として最期をむかえたということなのでしょう。



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　エンディングでホーエンハイムを持ってくるあたりがさすが。

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