こう観やがってます

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　アニメって最後わかりやすいオチをつけないと気が済まない――みたいなところあるじゃないですか。甲子園で優勝とか、甲子園出場決定とか。まあ野球漫画に限らずですね、最後オリジナルで原作を追い越したりとかもあります。鋼の錬金術師の最初のアニメとかそうでしたよね。けどこのアニメはそういう終わり方をせず、なおかつ良い感じに綺麗に終わったと思います。


　目標ということで、そこを統一する必要性がよくわからなかったのですが、モモカンの方針もそこで決まるんですね。端的にいうと全国制覇が一番過酷な練習メニューとなるのでしょう。この辺の展開は田島がらしいっちゃらしい。強いからというのもあるんでしょうけど、管理人としては順序が逆なんじゃないかと思います。強いから意思が強いのではなく強い意思があるから強くなったと。そういう性格だからこそみんなにも全国制覇と言って欲しかったのかもしれません。ちょっと疎外感を覚えたような心情描写がありましたね。その後三橋の台詞で大喜びしてるのがかわいい。


　阿部くんの家では……なんだろう、結構普通にお邪魔するんですね。しかも食事付き！　あれが弟の権限だったら面白いのですが親の了承を得ているのでしょう。三橋達は家に帰ってからちゃんとご飯を食べたのかどうかが気になるところ。


　モモカンは首を振らない三橋に何か言うことがあったのでしょうが、これで解決かなと思います。とはいえ改めてモモカンからお説教にも似たお話があるんでしょうけど。その辺は三期に期待。といっても次が何年後になるのかわかりませんが。でも案外待てそうな自分が怖い。まあ三期の頃には、その前にきっと一期と二期を放送するでしょうし、それはそれで有り。



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　いいアニメでしたね、ほんと。

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　負け試合が名勝負っていうのはあんまりないんじゃないかなと思います。この場合の名勝負っていうのはまあ記憶に残る試合だったと――そういう意味ですが。


　緊迫するなか皆それぞれ思うところがあったと思うのですが、なかでも三橋はいい方向に思考が動いていたと思います。阿部くんは座っていなかったんだけどバッテリーとして成長した話でもありましたね。この辺りは阿部が強気過ぎた部分もあって、だから三橋は成長できなかったんだと思いますが。


　田島がちょっと混乱していたかなと思いましたが、しかしそれでも異変には気付くんですよね。何かがおかしいって。そこでモモカンがサインを出すのを止めるわけですが、この後のモモカンの指示がまたいい。監督としてほんとに優秀だなって思います。作戦面というより導く力がある。負けた後の声のかけかたも心得てる。


　作画のほうですが、元々いいアニメですが今回はそのさらに上をいっていたと思います。滑らかな動きもそうなんだけど、それよりなによりカメラアングルがすっごい好み。打った球を見せるときは球を追わないんですよね。まるで固定されたカメラで撮影したような演出。ランナーが走ってるときの絵もそうでしたね。またこれがぬるぬる動くんだな。今回は心理描写や緊張感の演出がメインでしたが、それを心置きなく楽しめたのは作画のおかげでもあったんじゃないかなと思います。


　次週はその後が描かれるんだろうけど、管理人としては美丞のその後も気になりますね。特にキャッチャーとかどうなるんだろ。



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　チームのこと考えてますよね。笑われて本望です。んとうを取ったらホモです。


　花井が何気に凄いですね。相手の速球にタイミングが合っているの凄い。そしてきちんと打っている。対して田島はキャッチャーをこなすというのが打者としてデメリットとなっている様子。勝っているときはいいけど負けているときは点数取らないと負け確なので切り替えて欲しかったところです。多分後で悔やむことなるんでしょうね。キャッチャーをやる可能性を想定しておけばよかったー的な。


　三橋が今回ちょっとかわいかったなと思いました。いや初めてですよおおふり見ててかわいいと思ったのは。頼られてにやにやしてるのが良かったですね。まあ負けてるので自重して欲しいところですがｗ
　自分で考える機会なので、読まれていることに気付いて欲しいところ。ストライクとボールがばれている時点で打たれて当然な状態ですからね。


　点数が開くと勝つのは難しそうですね。というか打線的に現時点で不可能じゃね？　満塁のときにもう少し点を取れていたらねぇ。



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　普通にネタバレしている感想サイトがあってびっくりしましたよ。ちなみにうちは原作読んでいてもそういうのないです。まあ比較することはありますけどね。


　今回もいろいろありましたね。各々の心理描写が濃いのはいつものことだけれど、現象として後にも残る衝撃というのはめずらしい。
　阿部くんについてはほんと衝撃ですよね。あのカメラワークが秀逸で、よく見ると阿部の足はかすっているだけなんですよね。ある意味助けられたかたちになっている――ということだと思います（相手のキャッチャーが）。
　高校生とは思えない計算（えげつなさ）がめだっていた阿部ですが、今回は表面的に感情が溢れ出ていました。
　そしてモモカンの判断が良かったと思います。体重乗ってないよね――はいいですね。きつい口調じゃないんですよ。でもそれでいて阿部が反論できないような言葉を選んでいる。足を庇って立っているという事実が無理をしているという証拠ですから。


　そして相手キャッチャーの倉田ですが、事故までは冷静でしたね。もっと取り乱しているのかと思っていました。そうなんですよね、何をどうしても負けかけた時点で彼のレギュラー人生は終わりと判断すべきだったんですよね。呂佳の指示通り動いても、動かなくても……であれば。そこに気付いた後に阿部の足をっていうのが不運というべきか報いというべきか。今回は精神的ダメージが随所に見えた回でした。


　阿部の怪我で三橋の方がパニックになるかと思いきや、その分まで頑張るというポジティブ思考へ。ただ流れが悪いですよね。好転しかけてダメになる、というシーンが目立っているだけに不安な感じ。田島を見てるとなんとかなりそうな気にはなりますけどね。しかし田島は野球に関しては本当に頭が回りますね。自分の役割、能力はもちろん、他の打者のことまで考えてる。まさにオールマイティキャラ。だからといってキャッチャーが務まるかどうかはわかりませんが。



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　結果どうこうよりも悩んでいることがやばい。
　だから花井とかはいい感じですよね。緊張よりも楽しんでるときが一番成長している気がします。無意識で頑張ってる方がいいっていうか。花井には田島にはない長打力があると思うのでいずれはホームランバッターにと思います。田島が塁に出て花井が――っていうのがよさそう。


　水谷いいですね。なーんか油断しがちな子なんだけど、なんか憎めないｗ　調子乗りがちなんだけど、そのムラはツボにはまれば強みになりそうだ。今丁度そんな感じかな。全ヒットだし。


　呂佳の悪巧みは暴露されそうかな？　個人的には一部の人間に元からばれていたというオチにして欲しいところです。じゃないと後味悪すぎるしね。


　阿部はピンチで悩み、その分だけ捕まった感じ。読まれるとアウトだからなぁ。あえてたまには乱数を入れるようなそんなリードをして欲しい。自分が疑心暗鬼になるんじゃなくて相手を惑わすのだ。
　三橋の首ふりはいい手なんだけど、それが計算だとそれさえも研究されそうだ。



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　成長に身震いするモモカンがえろい。狙ってるよなぁ。そしてそれに見事にはまってる私。

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