こう観やがってます

　ちゃんと決着をつけてくれてよかったです。スターウォーズのエピソードⅠ～Ⅲっぽいなと途中から思ってましたが、終わってみればⅠ～Ⅵって感じかな。黄泉が敵になるのを最初に見せたのもエピソードⅣから始まったSWに似てますね。黄泉が最後の最後で神楽と話せたところもまた。こういうのって死が確定してから愛しい人の前で正気に戻るんだよな。楽しく過ごしていたときの回想シーンでうるっときたよ。


　結局のところ殺生石は望みというより負の感情を増幅させるモノだったって感じがします。それに抗う黄泉がちょっとえっちかったです。


　紀之の出番少しありましたね。黄泉を止めるのは彼の役目であって欲しかったです。まあ彼がいなかったら黄泉を止める事はできなかったとは思いますが。とはいえもうちっと頑張って欲しかったよ。


　新しいマイケル（刀ね）がいい感じで動いてました。ほんと最初から最後まで戦闘シーンのいいアニメだったよ。


　室長と桐ちゃんが生きてたのには驚いた！　桐ちゃんは幼児対抗していましたが。桐の夢で黄泉の哀しみを思い出してしまったじゃないか。なんとも救われないね。黄泉は楽しみながら刀を振るっていたわけではないから。室長達も黄泉を恨む事はできないんだ。


　で、最後は成長したであろう神楽と、原作の主人公？　そんな感じの男が。ここは微妙だったなぁ。原作ファンは喜んだのかもだけど。知らない私としては「お前だれだよ」って感じｗ　何より声が……。なんでよりにもよって黄泉が殺した仲間と同じ声なんだー！　スタッフそこは考えておくれよ。気持ちがブルーになる！　ぶっちゃけラストは成長した神楽を映すだけで良かったです。
　あと元凶であるはずの三途川がスルーっていうのもちょっと物足りない。神楽は結局黄泉が殺生石を手にしていた理由を知らないんでしょうか。なぜ黄泉と戦う事になったのか、その理由を知らず２年間も過ごしていたんでしょうか。
　そして紀之は占い師のフリをしてるのか、それとも何かの任務なのか。疑問は尽きないのであった。
　やはり原作の過去編として見ないとダメなようですね。アニメ単体でも面白かったけど、少し物足りない感じ。今後が存在しているという事実を知っているという事がそう感じさせるんだろうね。黄泉もこの後復活するのでしょう。



　喰霊全話を通しての感想はまた後日書きます。



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　紀之が室長並に強かったらな……。精神面で。

　桐ちゃんもカッコよかったですね。登場の仕方がまずカッコよかった。
　この２人は百戦錬磨って感じがします。黄泉が相手じゃなかったらなぁ。本来なら敵を圧倒するタイプの人達ですよね。特に室長は、負けるキャラじゃないよ。もっと戦闘が観たかったです。


　パパさんについてはやはり神楽が足手まといになったかと。まあ仕方ないですね。通過儀礼というか、神楽が主人公であるというのが前提で構成されてるから。
　ちょっと意外だったのがパパさんが三途河について語らなかった事。やはりあの子はスルーか。でもいつかは倒さないといけない相手だと思う。
　できればきちんとしたオチが欲しいのですが、黄泉も神楽も原作では両方生きてるらしいので（そもそも私は原作と関連してるのかどうかも知らないけど）、戦う事はあっても決着はつかないかもしれない。不完全燃焼で終わる予感。ここまでがいいだけに何かきちんとしたモノが欲しいです。


　最後マイケルが出てきた。否、出て来てしまった。見事にぶちこわしてくれたよ。何をって雰囲気を。彼なりにシリアスだったんだけど、絵的にシュール過ぎるわ。声とか口調もシリアスな雰囲気に合ってないんだよ。出すなら次週の冒頭で出せばいいのに。
　あー最終回が楽しみではなく心配になってきた。



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　ようやく２話の続き。ようやくといっても、もう１話ぐらい挟んでくるかと思ってましたが。黄泉が消えてしばらく経ってから、神楽がもっと強くなってから再会すると思ってたのよね。
　で、結局神楽達は冥が操られてた事に気付かなかったのね。これじゃ黄泉だけが悪いみたいになってるじゃないか。紀之が調べてて、悪くない推理してたんだけどなぁ。


　乱紅蓮は命令に忠実ですね。一騎の両腕を拘束しつつ捕まえてきたのを見ると細かい命令も聴くように思えます。
　一騎は壮絶な死を迎えましたね。あの黄泉の行動は紀之に殺してもらうためだったと思います。そういう意味じゃ黄泉の「いくじなし」もあながち間違いではないかも。黄泉は紀之に止めてもらいたかっただろうにね。
　紀之の出番はまだあるかな。個人的には黄泉を止めるのは彼であって欲しいんだけど。


　神楽のピンチにお父さまが。いいタイミングで現われたなぁ。神楽が助かったのは良かったけど、でもパパさまが来なかったらどうなっていたのかちょっと気になります。姉と言われ語気を荒げた事から迷いはまだあると思うんだよねぇ。
　黄泉がここで負ける事はないと思うので神楽パパのピンチかな。実力では上だけど神楽が足手まといになったりとか、あるかもしれない。


　そういえば冥姉さんのパパやられちゃいましたね。まあ予想通りですが。
　最後までダメキャラで終わりましたか。せめて冥のカタキに燃えるとか、して欲しかったけど。最初から最後までいいとこ無しでしたね。しかし何故このとき黄泉は全裸だったんだろう。何気に露出度の高いアニメである。



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　人はやりたいことのすべてを行動に移せない。そんな中、三途河のやった事は憎しみを浮き彫りにさせ、他の選択肢を奪わせた。そもそも身動きできなくしておいて「不幸になる理由は何もないんだよ」も無いだろうに。


　動けない上に疑われ。さらに紀之との婚約は破棄。おまけに冥の父親は鬱陶しいしｗ　ただ彼が刀を持っていったという事は、この人は黄泉に殺されるかもしれませんね（黄泉が刀を奪う際に）。
　神楽の世話の仕方がまた献身的で見てると黄泉はほんとに動けないんだなぁと改めて思い知らされます。神楽の叫びがまた痛い。


　去って行く神楽に絶妙なタイミングでの三途河の登場。
　傷が治っていくシーンがとてもエロティックでしたが、傷が瞬時に治る感覚っていうのはああいうものかなぁとリアリティを感じました。瞬時に治って体が無反応という方がおかしいのである。



　108箇所って煩悩の数だけど狙ってやったんですよね？

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　いや何か白い肌が艶かしいというか。胸元をがばっと開けたシーンとかよかったかなぁなんて。


　冥の追い込み方がイヤラシクかつ効果的でしたね。黄泉が受け継ぐはずだったものをすべて奪い、しかも神楽とも引き離す。おまけにこの時神楽の事を黄泉以上に才能がある風に言ってるし。
　とはいえやはり鬱陶しいのが冥の父親なんだよなぁ。素であの性格なんだから困る。


　殺生石の効果がなくなると、発動中に何をしていたか把握するようでそれがまた残酷に見えました。最後黄泉がそれに気付いたのですが……

「それ以上、口を利くなっ！」

　私を姉と呼ぶな、を彷彿とさせますが。
　涙を溜めた冥の表情。普段大人びてるから余計頭に残った。夢に出そう。いや出ないと思うけどさ。


　そして黄泉の前にも現われる三途河。負けるのはわかっていたとはいえこうもあっさりとは。ここまで強いと誰も敵わないんじゃないかと思えてくる。

　しかし好きなキャラがやられるシーンっていうのはもちろん悲しいんだけど、それだけじゃなくゾクッとくるものがある。



　どうやらここの管理人には妙な性癖があるらしい。

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