こう観やがってます

追い詰められた殺人鬼

吉良の力がちっぽけかどうかはさておき、多勢に無勢なのは間違いない。
それでも逆転しようと試みる吉良の性格はちょっぴり主人公のようでもある。
承太郎を敵にまわしている時点で不利なわけやしね。

勃○のくだりはまるまるやってくれました。
省かないと信じてたスタッフ。

看護師さんもいい迷惑だったろう。そういう次元の話でもないが。
にしてもエロい看護師さんだったな。そういうところを見る話でもないが。

いいや！　限界だ押すね！

承太郎がトラウマになってたから『バイツァ・ダスト』が発現したんだな。HUNTER×HUNTERの念能力みたいな理屈である。
そして確かにスタープラチナに匹敵する能力を手に入れていた。
康一がいなかったら負けてたし。

成長後の広瀬康一は頼りになる。
……でも承太郎さん康一より前にいなかった？

ちなみに原作だと吉良がバイツァ・ダストを発動したところで引きなんですよ。
次どうなるんだってね。
当時インターネットが普及していたら結構話題になってたかもなぁ。

吉良の最期

発動しなかったバイツァ・ダスト。
理屈でいうと死んだ後でもバイツァ・ダストを発動したら生き返っていた可能性がある。まあ戻れるのは1時間前という制約はあるけど。
杉本鈴美が爆弾にされるという可能性もあったと思うな（どのみち吉良はまだあの世へは行かないが

そして見送られる杉本鈴美。
ここまで込みでジョジョ4部。

まとめ

作画が一番良かったんじゃないかな。気合の入れどころわかってる。
若干尺が足りていない感じもしたけど、セリフカットの仕方も悪くなかったと思う。
オリジナル要素もそんな違和感ない。

億泰の親父は確かにトニオさんの料理なら治りそうではある。
肉体改造みたいな能力だよね、実際。


ナレーションは広瀬康一が担当したので大川さんの出番なし。
まあ原作通りなのでしょうがないね。だがイタリアへは行かない。
原作といえば最後に「岸辺露伴は動かない」のシーンが混ざってましたね。アニメ化も決まっているのでその布石の意味もあるんでしょう。

ミキタカもセリフ有り。
1999年の夏はこうして過ぎて行った。ノストラダムスの予言は外れたのだ。




後日総評書きます。


ジョジョの奇妙な冒険_4部 ダイヤモンドは砕けない

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＜スタッフ＞
原作：荒木飛呂彦（集英社ジャンプ コミックス刊）
アニメーション制作：david production

＜キャスト＞
東方仗助：小野友樹
広瀬康一：梶 裕貴
虹村億泰：高木 渉
岸辺露伴：櫻井孝宏
空条承太郎：小野大輔

東方朋子：豊口めぐみ→伊藤静
音石明：森久保祥太郎
山岸由花子：能登麻美子
ミキタカ：加瀬康之

吉良吉影（川尻浩作）：森川智之
川尻しのぶ：嶋村侑
川尻早人：佐藤利奈

ナレーション：大川透


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第32話「7月15日(木)　その2」　感想

ジョジョの世界ってパワーとスピードがAなら何とかやっていけそう。

スーパーフライの活用法

ダメージを返すの意味が分からなくなる。
反射するのは分かるんだけど、攻撃したエネルギーが減速しないのは気になる。
距離に比例して弱くなると思うんだがなぁ。

ちなみに鉄塔へのダメージは残るらしい。
なので億泰の『ザ・ハンド』なら簡単に壊せる（はずだ

原作だとクレイジー・ダイヤモンドで鉄塔を殴って、その勢いで助かるんだけど、尺の都合がそのシーンは無かったことに。

エニグマ

多分能力バレすると弱い。

あんまり好きな話じゃないんですよね。エニグマ回。
恐怖のサインってのがまずピンと来ない。
ただ便利なスタンドだなーとは思う。いろいろ保存できるからね。

海外ドラマ『HEROES』に出てくるノックスの超能力の元ネタは多分これ。

まとめ

同時進行なんだけど、話的に少しややこしくなってきた。
原作読んでるので分かるけど、これ読んでない人は分かりづらいんじゃあないか？

噴上裕也は、ちょっと声が変わった気がする。
そこまでギャグ演出にこだわらんでも良かった。
なかなか強力なスタンド使いだけど、養分を吸い取るという行為ができなくなったのでその分弱くなってると思う。
とりあえず噴上裕也は隠れるべきじゃないかな。じゃないと遠隔操作の意味がない。紙にしようが何しようが、匂いで追えるわけだし。


アバンの「ヘブンズ・ドアー！」はちょっと面白かった。
いきなり過ぎるのが面白い。でも対策としては素晴らしいと思う。
しかしそれでも『背中を見られたく男』は怪し過ぎるが……。

見るなと言われると見たくなる――というやり取りはジョジョワールドでは結構出てくるけど、だいたいペナルティが発生するんだよね。モブだったら十中八九死ぬ。
言われたとおりにすれば実は問題なかったりもする。
この手のやり取りの多くは好奇心で自滅する。




■ジョジョの奇妙な冒険_4部

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＜スタッフ＞
原作：荒木飛呂彦（集英社ジャンプ コミックス刊）
アニメーション制作：david production

＜キャスト＞
東方仗助：小野友樹
広瀬康一：梶 裕貴
虹村億泰：高木 渉
岸辺露伴：櫻井孝宏
空条承太郎：小野大輔

東方朋子：豊口めぐみ→伊藤静
音石明：森久保祥太郎
山岸由花子：能登麻美子
ミキタカ：加瀬康之

吉良吉影（川尻浩作）：森川智之
川尻しのぶ：嶋村侑
川尻早人：佐藤利奈

ナレーション：大川透


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第31話「7月15日(木)　その1」　感想

鋼田一豊大 (偽名かもしれない）が新手のスタンド使いとして登場。
原作でも思ったけど、あんまり強い印象がない。
というのもロープをつたって逃げ切れるとは思えないんですよね。彼に渡りきる腕力があったとしても。

「入るな」と言われて「入る」の流れは割りとすこ。
まあやってることはダチョウ倶楽部、あるいは出川哲朗やけどね。

スーパーフライ

鉄塔へのダメージはそのまま返ってくる！　これがゴールド……スーパーフライの能力！
あと誰も出さないよ的な。

ううむ、何度見てもあんまり強くなさそうだ。
仗助、億泰、ミキタカの内ふたりは自由に動けるってことでしょ？
なんか普通に勝てそうな気が。
ロープにぶら下がってる本体に石でも投げたら？

まとめ

朋子さんの声が伊藤静になってましたね。山百合会の匂いが。

反射の能力がなかなか面白い。
どう見ても威力は倍増してるけどね。
あの理屈だと人間の腕力で空中を移動できることになるやろ。

一方で康一、朋子、露伴などへも吉良の親父からの刺客が。
手際が良いとは思うが、戦力は分散しない方がいいんじゃあないかな。
まあ即席のコンビネーションが機能するとも思えんが。


ところで吉良の親父って完全に空飛んでるよね？
4部の終盤より自由自在。




■ジョジョの奇妙な冒険_4部

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＜スタッフ＞
原作：荒木飛呂彦（集英社ジャンプ コミックス刊）
アニメーション制作：david production

＜キャスト＞
東方仗助：小野友樹
広瀬康一：梶 裕貴
虹村億泰：高木 渉
岸辺露伴：櫻井孝宏
空条承太郎：小野大輔

東方朋子：豊口めぐみ→伊藤静
音石明：森久保祥太郎
山岸由花子：能登麻美子
ミキタカ：加瀬康之

吉良吉影（川尻浩作）：森川智之
川尻しのぶ：嶋村侑
川尻早人：佐藤利奈

ナレーション：大川透


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内容：
音石明がスタンド使いにしたネズミを承太郎と仗助が追跡するが……。



ネズミや人間の煮凝りは原作通り……ではなかったけど、なかなかに上手く表現されていたんじゃあないか。
アラレちゃんのようにつっつくのもそのまんま。ただしツッコミは無し。
今回は尺の都合か、会話シーンが結構カットされてましたね。こういう時こそオープニングがいらない（だが露伴の時もオープニングカットしたので、さじ加減が難しいところだ

ネズミが肉を食うシーンは規制なし。
……いや人の肉を食べてるシーンはオッケーってその発想もどうかと思うよ？
それならいっそ全て映そうず。

何かと詳しい承太郎さんのおかげで仗助が疑問を口にするシーンが多かった。
まるで学者みたい――って今の承太郎は学者でしたね。



何故2匹が同じスタンドだったのかも不思議だが、それを不思議に思わない承太郎達も不思議だ。
スタンドは飛び道具……なんだけど一応ガー不。
ちなみにスタンド名は『ラット』

仗助がフライパンでガードしてたけど、貫通してたら心臓コースだったよね？
危機感足りてないんじゃない？　って思った。
フライパンを貫通するぐらいの威力ってスタンド業界だと割りと普通っぽいのに。



サスペンス、ホラーでの緊張感こそジョジョの醍醐味。
それが詰まった話だった。
作画も良かったし、イタリア料理の回と同じぐらいのクオリティ。

『バックトラック』など、虫食いの頭の良さも見えた。そしてそこから生まれる駆け引き。
やはり敵にも知性がないとね。
ちなみにネズミがバックトラックしたという記録は……ないッ！


時止めで『スタープラチナ・ザ・ワールド』と言ったのは何気にこれが初めて。
0.5秒以上止めていたように思える。
とはいえそれでも今回は苦戦。……承太郎が苦戦するレベルって相当だよね？

仗助は途中までコメディチック。
まあそもそも16、17歳のガキなのでこれが普通、いやそれ以上だろう（承太郎の高校時代がそもそもおかしい
ちなみに仗助の靴は高い。高校生のガキが履く割には。沼でショックを受けてたのはそのせいだろう。

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■ジョジョの奇妙な冒険_4部

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＜スタッフ＞
原作：荒木飛呂彦（集英社ジャンプ コミックス刊）
ディレクター：津田尚克
シリーズディレクター：加藤敏幸
シリーズ構成：小林靖子
キャラクターデザイン：西位輝実
スタンドデザイン・アクション作画監督：三室健太
サブキャラクターデザイン：石本峻一
プロップデザイン：宝谷幸稔・棚沢 隆
美術設定：青木 薫・長澤順子
色彩設計：佐藤裕子
美術監督：吉原俊一郎
撮影監督：山田和弘
編集：廣瀬清志
音響監督：岩浪美和
音楽：菅野祐悟
アニメーション制作：david production

＜キャスト＞
東方仗助：小野友樹
広瀬康一：梶 裕貴
虹村億泰：高木 渉
岸辺露伴：櫻井孝宏
空条承太郎：小野大輔

レッド・ホット・チリ・ペッパー：森久保祥太郎
山岸由花子：能登麻美子


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間田敏和が久々に登場。
康一と共に漫画家である岸辺露伴の家に行くが……。
ちなみに声は神谷浩史ではない（ASBとは違う



作画も良かったが、それより演出の良さが目立つ回だった。
海外ドラマのようなカメラワーク、場面の切り替わりが印象的。

露伴が登場時に康一の手首をつかむのだが、その流れもホラーっぽさが出ていた。
もっとも提供で台無しだったが。
ま、この辺はジョーク的演出だろう。

家に入るシーンでは、床をまたぐカットが入っていた。
これは彼らが岸辺露伴のテリトリーに入った事を意味する演出だ。
岸辺露伴が主人公のスピンオフにあった見せ方でもあるが、スタッフが意識的にそう見せたのかは分からない。



岸辺露伴の発言は荒木飛呂彦を彷彿とさせる。
いや、厳密に言うなら彼の理想像といったところか。
当然だが荒木飛呂彦にはアシスタントがいる（ちなみに見た目は荒木先生も若い

しかしリアリティの概念に関しては少しズレている。
リアリティのために蜘蛛の生態を知ろうとするのだが（味も舐める）、漫画におけるリアリティとはリアルな蜘蛛を描くことではない。
それどころかそこがリアリティの無さに繋がる事もある。
例えば人間賛歌をテーマにしようとすると人間の醜さを描かないといけない。そうすると人間賛歌以外の部分の方にこそリアリティが生まれたりする。
間田敏和の体験を活かそうとしない岸辺露伴には違和感を感じる（クズだと思ったなら『リアリティのあるクズ』を描く時に使えると考えるべきだろう

ちなみに5部では蜘蛛との格闘シーンがあったりもする。



「ところで」って良く言うよね、ジョジョのキャラクターは。
言われたら折れるか、負けるフラグ。
ちなみに今回は2度ほど「ところで」が出てきた。


『セーフティロック』強すぎ――と、思う人も多いかと思うが、感情に作用する能力というのはそれが欠点に繋がることも多い。
自動で攻撃してくるタイプのスタンドには弱いし、視力のないスタンドにも不利。またパワーもないので銃弾すら止められない。

ま、漫画を見せた時点で勝ち確なことも多いから、弱いはずもないが。
さらに岸辺露伴は漫画家として得たスキルも利用していて、そこが強みになっている。
漫画への情熱だけならトニオさんの料理への情熱に似ている（だから気が合う

余談だが欲しいスタンドに『ヘブンズ・ドアー』が選ばれることは多い。


康一くんは確かに主人公気質だ。
成長性があるのも良い。
スタンドにも成長性は反映されていて、今後も期待できる逸材だ。

間田は逆に主人公には向いてない。
ちなみに背が縮んだ
この辺は小林玉美と同じ理論。

そういや玉美にも気に入られていたな、康一は。
そういう磁石体質なのかもしれない。


ところで、波長が合わないと発動しないみたいな事を言っていたが、それが理由で発動しなかったシーンを見た覚えがない。

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■ジョジョの奇妙な冒険_4部

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＜スタッフ＞
原作：荒木飛呂彦（集英社ジャンプ コミックス刊）
ディレクター：津田尚克
シリーズディレクター：加藤敏幸
シリーズ構成：小林靖子
キャラクターデザイン：西位輝実
スタンドデザイン・アクション作画監督：三室健太
サブキャラクターデザイン：石本峻一
プロップデザイン：宝谷幸稔・棚沢 隆
美術設定：青木 薫・長澤順子
色彩設計：佐藤裕子
美術監督：吉原俊一郎
撮影監督：山田和弘
編集：廣瀬清志
音響監督：岩浪美和
音楽：菅野祐悟
アニメーション制作：david production

＜キャスト＞
東方仗助：小野友樹
広瀬康一：梶 裕貴
虹村億泰：高木 渉
岸辺露伴：櫻井孝宏
空条承太郎：小野大輔

レッド・ホット・チリ・ペッパー：森久保祥太郎
山岸由花子：能登麻美子


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テレビ越しに久々登場のチリペッパー。
地面の上にいたよね、絶対（ドラマ内の

来た理由は自身の成長を確かめるため。
つまりクレイジーダイヤモンドでチリペッパーの能力を試しに来たということだ。
結果殴られる（マヌケ！
が、その強さはちゃんと魅せつけてきました。遠隔操作なのにあのパワーは反則級。

どうでもいいけどゲーム機は64、ゲームはグラディウスでしたね。
花京院vsダービーではスーファミだったし任天堂が地味に多い（グラディウスは違うが
ちなみに64は当時は結構優秀なハードでした。



チリペッパーがバイクで逃げるのに億泰が原作ではとてもカッコいいシーンだった。
カッコ良さの反面、なぜチリペッパーを引き寄せないのかという疑問もあったが（ちなみにアニメでは何度も空間を削って移動してました）、これは脳内で億泰が自分でけりをつけるつけるために自分をチリペッパーの方へ移動させたと変換したので、それはまあいい。

しかし承太郎達のノンキっぷりは頂けない。
解説すればするほど、状況を説明すればするほど逃げられる空気がすんごい。
まあ実際逃げられるわけだけど。

ジョジョのボスキャラは一度は逃げるからしょうがない。
そこもテーマの1つなんだろう。
が、そこに至るまでの過程が無いとリアリティに欠けるとは思う。

要は億泰が戦っているあいだに走っていれば追いついてたよね？　って思わせないようにして欲しいとか、そんな感じのことを思うわけです。
あとクレイジーダイヤモンドで直すシーンも、億泰が死んでたら無理だったんだよなーとか、考えたりもする。
ま、演出だよね。海外ドラマっぽい。展開が逆転する感じが。


話とは関係ないけど朋子が仗助を蹴るシーンは良かったですね。
なんていうか、朋子が楽しそうなのがいい。




■ジョジョの奇妙な冒険_4部

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＜スタッフ＞
原作：荒木飛呂彦（集英社ジャンプ コミックス刊）
ディレクター：津田尚克
シリーズディレクター：加藤敏幸
シリーズ構成：小林靖子
キャラクターデザイン：西位輝実
スタンドデザイン・アクション作画監督：三室健太
サブキャラクターデザイン：石本峻一
プロップデザイン：宝谷幸稔・棚沢 隆
美術設定：青木 薫・長澤順子
色彩設計：佐藤裕子
美術監督：吉原俊一郎
撮影監督：山田和弘
編集：廣瀬清志
音響監督：岩浪美和
音楽：菅野祐悟
アニメーション制作：david production

＜キャスト＞
東方仗助：小野友樹
広瀬康一：梶 裕貴
虹村億泰：高木 渉
岸辺露伴：櫻井孝宏
空条承太郎：小野大輔

レッド・ホット・チリ・ペッパー：森久保祥太郎
山岸由花子：能登麻美子


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