こう観やがってます

否定できない

これ作者が女性ってこともあるのかな、基本男性側に問題があって、それで作中の女性が他の男性を求めるというパターンが多い。
というか基本それしか無い。

その辺はちょっと小賢しいとは思うんだけどね。
でも読んでみると結構引き込まれる。
見せる力と危ない空気が良い意味で交わっていて、次が読みたいって気になるんですね。

後は不倫した女が悪い――そういうオチじゃないのも良くできてる。
DV夫とかが良い例ですよね。
妻にも落ち度があるかもしれないという考えも無くなりそうになる――という見せ方をしてますよね。
だから不倫した妻を否定しにくい。できない。

おっぱいが……

女性作者のおっぱいってテキトーな事が結構多いんだけど、金魚妻は綺麗で柔らかい感じ。
わざとそう描いてるんでしょうね。
強調させるっていうか、見せる感じで。

これは連載が青年誌ということが大きいです。
少女漫画雑誌ではこういうのはあまり見かけない。
他の青年誌だと『ハレ婚。』とかが良いですね。あれも女性。

まとめ

暗い部分もあるのだけれど、倫理的に問題のあるシーンもあるのだけれど、最後まで読むと割りとすっきりする。
無理がある話も無いわけじゃないけど、まあいっかなって思える程度には完結しているので読んで損ってこともない（がっかりしない

とはいえ読む人を選ぶ傾向にはある（選ばない作品などないが
結末へ行く前フリとして男性のクズさが描かれることがとても多いので、そこで不快に思う人もいるかも。
これもまたDV夫が良い例。
録画シーンは結構スカッとしましたけどね（個人的には




『不倫』というワードで売上は伸びたのかもしれないけど、そのワードで損してる気がしますね。


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